“パジャンカ”のこと再び
ファルトボート(フォールディングカヤック)はアルミフレーム全盛の時代だ。シゲオキ(遊び仲間)の“ボイジャー”を見ると「なるほど、さもあらん」と思う。ショックコード(ゴムロープ)で連結されたフレームとテンションシステムはとっても合理的で、船体布も堅牢かつ美しい。メンテナンスの容易さと耐久性はこれ以上は考えられないのではなかろうか。何よりも軽い。
僕が“パジャンカ”をナチュラムで購入したのは確か6年前。森にかかわることが多いせいもあっだだろうけど、「ヒノキのフレーム」に吸い寄せられちゃったようだ。写真のようにヒノキだけではなく、強度が必要な箇所には耐水合板などが使われている(ってわかんないよね)。漕いだ後には半日くらいフレームを干さにゃならんし、出かける前にはボルトの増し締めをしとかんといつのまに抜け落ちてるし、「手のかかる」艇ですなぁ。でも、「ほ〜ホレちゃったのよぉララランラン」で、鈴春工業がこの艇から手を引いちゃったのが、片膝接地姿のガッカリだったりして…。
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